徳島大学のHPトップにクラウドファンディングの取り組みが掲載されました!

徳島大学のHP上部のスライダーにジビエソーセージプロジェクトのことが大きく掲載されているではありませんか!一般社団法人大学支援機構(Otsucle)のみなさま、徳島大学本部のみなさま、ご支援いただき大変ありがとうございます!!なんだか、大学HPをちょっとだけジャックしたみたいで、嬉しいですね!

学生たちは総合科学部だけでなく、他学部の先生方ともお話してご協力をお願いしています。大学のHPに掲載していただいたので、少しやりやすくなったかな?

今後は大学のOB会や民間企業さんのご理解やご協力を得るために活動する予定です。

みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします!

↓ジビエソーセージのクラウドファンディングサイトは↓
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

クラウドファンディング 目標額の3割に到達しました!

みなさまからいただいたご支援のおかげで、開始1週間で目標額の30%に到達しました!
本当にありがとうございます!

11月11日の11:59までに目標額に到達しない場合には全額返金してプロジェクトは即解散という決まりなので、「まだ」30%です。ですが、この山をあとふたつ越えた先にゴールがあります!

むかしケニアのサバンナで、直線距離で50kmほど離れた家畜キャンプまで初めて歩いたときに、「キャンプはどこにあるの?」って聞いたら遠くの山を指さされたことを思い出します。手前の山じゃなくて、その向こうでもなくて、ずっと遠くに小さく見える山。「あれなの!?」って聞いたら、「あの山の向こう」と言われた時の絶望感。でも、歩いていけばゴールにたどり着くのですよね(2日かかりましたけど。その時以来、私は本格的にどこででも寝られるようになりました)。


↑その頃に見た朝焼けです

学生たちは学部の先生方をお一人お一人まわってお願いしたり(私が若い頃はすぐ先生にカンパを集めに行っていたのですが、最近はそういう文化はないみたいです。有り難いと言えば有り難いですけど。寂しくもありますね)、こまめにCFサイトを更新したり頑張っています。

クラウドファンディングによる研究資金獲得を学生がおこなうことの利点は、構想・提案する取り組みに対するみなさまのご理解や共感を目に見える形で確かめることができる点でしょうか。ご支援をいただいても、いただけなくても、それが学生に対するメッセージになります。

だけれども、頑張っているので何とか成功させてあげたいなというのが親心です(甘やかしているかも知れませんが)。

今後とも情報拡散やご支援を何卒よろしくお願いいいたします!

クラウドファンディングのサイトへは↓から
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

ジビエソーセージ3種の試作品をご提供いただきました!

ジビエソーセージの試作品を徳島大学学祭(11/4-5 10:00-16:00)で試験販売しようと計画しています!
どうしようかと思っていたら、徳島県内の企業さんが、まずは味を見てということで試作品をつくってもってきてくださいましたので、急遽サークルとゼミの学生さんを招集し、試食会&企画会議です!

プレーン・みまから(徳島県西部独特のトウガラシ)チョリソー・すだちの3種類です。
1本100gでお願いしたのですが、写真でもおわかりになるように、かなりボリュームがあります!

プレーンは2mmのキヌビキで、フワッとした食感のヴァイスブルスト風で大変美味しかったです!たぶん、シカって言われなければわからない。でも、ブタのソーセージとは確かに違う!これはこのままでOKという感じでした!

すだち風味は、あらびきでワイルドな食感。まさに野性味溢れる見てくれと食感でした。それなのに、嚼むと柑橘系の香りがフワッと口にひろがり、さっぱりと食べることができます。これはなかなか良い!ただ、あまりにワイルド路線の色味と食感だったので、プレーンと同じキヌビキにしてもらおうということに。

最後のみまから味は絶品です!みまからは、徳島県美馬市で生産されている、辛さはハバネロ級であると同時に甘味はメロン級という、珍しい特徴をもつトウガラシです。
http://www.mimakara.com/SHOP/19995/104867/list.html

フレッシュな青生みまからトウガラシを入れ込んだシカ肉チョリソーです!これが非常に美味しかったです!青生のみまからトウガラシは、口入れた瞬間にトウガラシのフレッシュな香りと瞬間的な辛みはあるのですが、赤トウガラシに良くあるパタンと違って辛さが尾を引かないのです!非常にさっぱりとした、さわやかな味に仕上がっています!よくあるチョリソーとは、いい意味で全く違う!私は食い道楽ですが、これは素晴らしいです!ぜひ、みなさんにも食べていただきたい!

学祭では、この3種を販売します!
限定200本になると思いますので、どうぞお早めに!
お好みの味のソーセージ1本とフライドポテトにザワークラウトがついて、たったの500円です!

学生たちは総合科学部の全教員をまわって支援をお願いしたり、猟友会や県庁の方に支援をお願いしたりと、連日駆け回っています!

すでに様々なご支援をいただいておりますが、まだ目標額の50万円の三分の一ほどですので、ぜひご支援の輪を広げていただけることを願っています!

徳島発!大学ブランドのジビエソーセージがさまざまな場所で販売されることを願っています!

ご支援よろしくお願いいたします!
↓ご支援はこちらから↓
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

地元企業の方からご支援のご連絡をいただきました

本日初めて、地元企業の方からご支援のご連絡をいただきました。

これまでの取り組みに対するご理解・ご支援の輪が少しづつ拡がっていることを感じ、嬉しく思いました。
また、遠方の方からもご理解・ご支援をいただきつつあり、それがとても支えになっています。
ようやく、すこしクラウドファンディングらしくなってきました。
ありがとうございます!

ご連絡いただいたのは、県南のジビエレストランを経営されている方です。
すごく感じの良いレストランですから、ぜひお伺いできればと思っています!
http://awagibier-aoki.com

このクラウドファンディングでは、企業さん等からのご寄付も受け付けております。
法人様の場合、ご寄付分は全額が税金の控除対象になります。
また、いまならこのホームページにバナー広告が掲載される特典付きです!

ご理解・ご支援いただく皆さまあってのクラウドファンディングです!
今後とも、ご支援どうぞよろしくお願いいいたします!
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

ジビエソーセージの試食をしました

本日はSPEC BIO LABORATORY, INC.が経営する上勝町の地ビール店RISE&WIN BREWING CO.の第二醸造所となるKAMIKATZ STONEWALL HILL CRAFT & SCIENCEお披露目パーティに学生たちとご招待していただきました。
数年前にジビエソーセージ開発についてご相談を受けてからのご縁です。その間にソーセージを開発し、地ビール店を開店し、今度は第二工場まで。それも徳島市ではなく、上勝でおこなうとは、頭が下がります。今回は学生のジビエソーセージ企画について勉強させていただきました!

上勝の旧材木工場を再利用した素敵な施設です。ゼロウェイスト政策をとっている上勝らしい、建物です。
工場見学もさせてもらい、楽しい時間を過ごしました。

こちらのジビエソーセージ、やはりシカ肉ベースなのですが、粗挽きにしてあり、ハンバーグのような食感と溢れる肉汁で大変美味しかったです。
あらためて、大いに参考にさせていただきました!
学生のクラウドファンディングによるジビエソーセージ開発企画、皆さまからのご支援をお願いします。
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

ちなみに地ビールは…ハンドルキーパーなので飲めませんでした(泣



クラウドファンディングの取り組みが徳島新聞に掲載されました

狩猟サークルRevier Jagtのみなさんによるクラウドファンディングの取り組みを、徳島新聞に取り上げていただきました!
いよいよ明日から、クラウドファンディングスタートです! 10/7-11/12までの約1ヶ月間に50万円の資金を集めることができるでしょうか?
廃棄されている命の有効活用による持続的な野生動物保全・管理システムの構築という彼らの目論見を成功させるため、みなさんのご支援をお願いします!

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/10/2017_15072633886781.html

https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

クラウドファンディングについて思うこと

ジビエ商品による持続可能な野生生物の補全・管理システムの構築を目指して50万円の資金を社会から集めて事業をおこなうという研究費の獲得方法、私は面白いと思っています。これを学生が主体的におこなうというのは素晴らしい!

ところで、われわれ研究者の多くは科学研究費補助金という、「税金」をいただき研究をすすめています。
もちろん厳しい審査があり、採択率も25-30%と厳しいものですので、そのなかで質の低い研究は淘汰されているのだと思います。とはいえ、日本の科学技術政策は基礎研究を軽視する傾向が続き、我々も困り果てているのは事実です。

ですが、そもそも「税金」とは何か?ということを考えてみれば、一人や少人数では実現不可能な公共性の高いニーズを満たすために、国というシステムを作り、合意にもとづき税金を支払い、それを原資にそのシステムをまわすということかと思います(もちろんいつの間にか、国は所与のものになり、税金も合意なき徴収・使用になったりしますが)。

つぎに学問ですが、我々のなかに基礎研究ということで成果を問われなかったことあぐらをかいている方がいるのも事実です。ですが学問の世界も社会から隔絶された聖域などではありません。人類学や社会学といった学問分野は、近代以降の新たな社会的要請のなかで生まれましたし、逆に力を失い消えていった学問分野もあります。

社会から直接研究資金をいただくということクラウドファンディングの取り組みは、学問と社会の関係についての原点に立ち返って考える機会という意味で、自分にとって新鮮でした。

学生さんらのチャレンジ、みなさまに応援していただければ幸いです!
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html

ネパール農村フィールドワーク:世帯調査

学生さんらと村の各家をまわって、家族構成や生業形態、現金収入等についての調査をおこないました。
驚いたのは、ほとんどすべての世帯に、中東方面への出稼ぎ者がいることです。
村には現金収入源がない、またネパールには農村出身者を受け入れる労働市場が小さい。こういう状況では、労働市場を求めてやすやすと国境を越えてしまいます。

他方で、村に残された家族は棚田と段畑で栽培する自給用の米、シコクビエ、トウモロコシ、コムギ、ジャガイモと野菜に依存した生活を営んでいるが、労働力不足に陥っている世帯もありました。

こうした農村に小水力発電所と索道を建設しても、この流れは止まらないいどころか、加速する可能性すらあるでしょう。発電所や索道自体が悪いわけでは無いので、今後はこれらを利用した現金収入源となる技術を移転する必要があると思いました。

学生さんらは慣れない環境のなかでも聞き取り調査、とても良く頑張りました。

ネパール農村フィールドワーク:日本紹介

ブジュン村到着後二日目には、村の中学生を集めて、プログラム参加学生による日本文化紹介をおこないました。
徳島大の学生さんらも、ブジュン村の学生さんらも頑張って英語でやりとりしていましたが、細かいところがなかなか伝わらない。言葉の翻訳ではなく文化の翻訳ができていないのです。文化の翻訳のためには、その前提となる文脈を説明しなければならないのですが、それを通訳のスレンドラさんが急遽引き受けてくれました!

発表のあとは、徳島大の学生さんらがブジュン中学校の学生さんの将来の希望進路をヒアリングしたり、日本文化として折り鶴の折り方を教えたりして、しばし和やかに過ごしました。

お天気にも恵まれて、ホッとしました。

ネパール農村フィールドワークに行ってきます

本学部改組時にともなってできた「実践プロジェクト」科目として、昨年度視察に行ったネパール農村でのフィールドワークに約2週間、学生を連れて行きます。
学生さん2名と20年前に小水力発電所建設プロジェクトがおこなわれたラムジュン郡の農村で、現在の村の生活の状況やプロジェクトの長期的なインパクトを探ります。
徳島−ネパール友好協会のみなさんが送り出してくれて、感激しました。