基礎ゼミ発表会in美波(木岐)

高橋先生率いる地域調査実習(2年生)のチームとともに、内藤基礎ゼミチームが阿部での避難器具開発について発表。発表前には阿部で腹ごしらえ。今年もありがとうございました!発表資料をご希望の方はご連絡ください。

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鳥獣害対策見学会(県西部)

鳥獣害に対する県のとりくみを紹介する企画に参加しました。木屋平の食肉処理施設を見た後で、ワナ猟の達人のお話を伺う。効率的な猟具をつかう彼は、中西部地域のイノシシのほとんどを一人で捕獲するという。道具の力と個人のスキルでどうにかなってるみたいだけど、このままだと野生動物と共存するために必要な狩猟圧は維持できそうにない。

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漁村宿泊体験in美波町(木岐)

木岐の高台に新設された津波避難施設兼宿泊施設で提供する観光プログラムのモニター参加。定置網は楽しかったけど、ややてんこ盛りなスケジュールで疲労も。もう少し余裕のある日程で実施したい。

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四万十川でゼミ合宿

四国で最も高い津波が来ることが予測されている黒潮町をぬけて、すこし肌寒くなってきた四万十へ。廃校を利用した宿泊施設に泊まってカヌー体験です。

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ゼミ合宿in県南

美波町の南阿波サンラインモビレージさんにてゼミ合宿第一弾。元阿部実習生が多いので、美波町は懐かしい場所でもあるだろう。バーベキューもするけどお勉強もします。卒論テーマの発表会。

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焼畑実験in 佐那河内

京大の近藤先生に来ていただいて、佐那河内で小規模な焼畑実験。徳島の蕎麦を植えてみました。暑かった!

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阿部避難器具実験

坂の多い阿部で、2-3分程度の短い支援可能時間に、要支援者の避難を支援する器具を、自主防災組合の方々と共同開発しています。今日は基礎ゼミ(1年生)と開発した器具の検証実験です。

阿部避難器具実験1 阿部避難器具実験2 阿部避難器具実験3

災害の地元学に向けて:ポスト3.11の地域防災

一年間お世話になった阿部で調査報告会。地域の方々をはじめ、行政やマスコミ関係者も参加してくださり、地域主体のユニークな活動の意義について多くの人びとと考えることができました。一年間どうもありがとうございました!報告書をご希望の方は、ご連絡ください。

阿部発表会ポスター(修正版)

阿部実習現地発表会

実習アンケート調査in美波町(阿部)

住民の防災意識に関するアンケート調査を、実習メンバー全員で実施しました。寒いなか一日中お疲れさまでした。調査の後はうしお庵で伊勢エビ料理です。瀬戸さん、昼間からずっと仕込みをしていただき、ありがとうございました!

阿部イセエビ実習食事1 阿部実習食事3 阿部実習食事2

 

メディアのフィールドワーク 〜アフリカとケータイの未来

20150915

  • 著者/編集:羽渕一代, 内藤直樹, 岩佐 光広
  • 発売日:2012年09月
  • 出版社:北樹出版
  • ISBN:9784779303487
  • amazon >>

目次

Introduction アフリカのケータイをフィールドワークする

1.アフリカのグローバリゼーションとケータイ
2.本書のアプローチ
3.メディアのフィールドワーク
*コラム1:数字からみるアフリカのケータイ事情
*コラム2:へき地へ「つながり」を提供するグラミン銀行のヴィレッジフォン

第1章 現代日本社会をケニアで考えるということ
    ーケータイの利用をフィールドワークする
1.現代を再考する
2.トゥルカナへ
3.M-PESAの衝撃
4.近代の貧困へ
5.互助関係に接合するメディア
6.互助的人間関係の基盤の上に
7.個人化の果て

第2章 道路をバイパスしていく電波
     ーマダガスカルで展開するもうひとつのメディア史
1.衛星電話の衝撃
2.1990年代の電話事情
3.村落部の状況ー2009年頃まで
4.2010年のケータイ革命
5.個人にとってのモバイル機能
6.地政学的な変化
*コラム3:南アフリカケータイ旅行ーはじめてのフィールドワーク

第3章 農村の若者集団とケータイ
     ー社会とメディアの個人化について考える
1.はじめにーラジカセからケータイへ
2.K村におけるケータイの利用状況
3.マリンケ社会における「若者」
4.子どものトンの増加による年齢組織の再編
5.ケータイを用いた大人との集団交渉
6.おわりにーなぜ個人化しないのか?
*コラム4:都市の若者達の社会関係を映すケータイ利用

第4章 ザンビア農村における女性のくらしとケータイ
1.農村におけるケータイの普及ートンガのM村を事例に
2.都市短期訪問
3.村でケータイを利用する
4.情報通信技術とジェンダー
*コラム5:レジリアンスとセーフティネット

第5章 ナミビア農村部におけるケータイの普及と経済活動の空間的拡大
1.ナミビアのケータイ事情
2.地方農村部における急速な普及と利用
3.経済活動の空間的な広がりー農村部の視点から
4.都市域から農村部への救済活動の拡大
5.おわりにー救済活動の空間的な広がり
*コラム6:ビジネスチャンスの拡大と生業の持続

第6章 森に入ったケータイー平等社会のゆくえ
1.狩猟採集民ピグミーの社会
2.ピグミー社会の変容
3.ガボンのケータイ事情
4.村落部の状況
5.調査地域における変化
6.平等社会のゆくえ

第7章 呪術化するケータイ
1.ケータイと呪術ー現代アフリカのふたつの現象
2.現代的現象としての呪術
3.ケータイと呪術の交錯するところ
4.呪術化するケータイに目を向けることの意義
*コラム7:ヘルスケアにおける情報通信の活用

第8章 紛争と平和をもたらすケータイ
     ー東アフリカ牧畜社会の事例
1.はじめに
2.急速に普及するケータイ
3.死を招くケータイ番号
4.ケータイと紛争
5.おわりに
*コラム8:「アラブの春」とソーシャルメディア

第9章 カネとケータイが結ぶつながり
     ーケニアの難民によるモバイルマネー利用
1.人をつなぐふたつのメディアーおカネとケータイ
2.モバイルマネーサービスと難民
3.「檻のない牢獄」を超えてーケニア・ダダーブ難民キャンプ
4.メディアを介した居場所づくり
*コラム9:ホストと調和して生きる
       ーアフリカの自主的定着難民によるケータイ利用

第10章 ケータイが切りひらく狩猟採集社会のあらたな展開
     ーボツワナにおける遠隔地へのケータイ普及がもたらしたもの
1.カラハリ砂漠でもケータイ
2.遠隔地にケータイが届くまで
3.コエンシャケネにおけるケータイの利用実態
4.ケータイが切りひらくあらたな展開

Conclusion グローバル社会のメディア研究
1.国際社会を前提とするメディア研究
2.グローバル化する社会とは何か
3.中間集団とメディア研究
おわりに