オープンゼミの季節がやってきました。
今年は総合科学部の改組1期生が3年生に進級するので、リクルートの仕方が少し変わりました。
1)ゼミの定員について
定員5名=希望者が5名までなら無条件で採用。
最大8名=教員の裁量で3名まで追加可能。
→希望者が6名以上で選抜が発生
インテンシブなフィールドワークに基づく文化人類学的な研究や実践には時間がかかります。
私がかけることのできる時間と資源を少数の人間にかけることで、質の高い教育ができればと思っています。
現在おこなっているジビエプロジェクトやJRと連携した観光開発プロジェクト、あるいは新たなプロジェクトに深く関わってみたい人、海外でのフィールドワークに行きたいと思っている元気な人!を最大限サポートできればと思います。
2)選抜方法について
私がみなさんを「選抜」するなんて、そんな傲慢なことはしませんし、できません。
あなたが内藤ゼミに向いているかどうかを測る具体的な指標として、下記の4つを設定しました。
いろいろ思い悩まずに、受講している/いない、できそう/できなさそう、した/しないで判断してください!
①「地域文化論Ⅰ」か「アフリカ地域研究」を受講しているか
②「地域調査法・実習」を受講しているか、平成30年度に受講するか
③「国外(や国内)でのインテンシブな現地調査に基づく人類学的研究」あるいは「人類学的知見や方法論を応用した実践的プロジェクト」の実施計画があるか
④ゼミでおこなう研究/実践計画に関する相談を事前にしているか
①と②については、人類学のゼミに入り、人類学の卒業論文を書くのですから、それに関連する授業をある程度体系的に履修していることは当然のことと言えるでしょう。
③は、現地調査が嫌いな人は、他の方法論もあるので別のゼミを検討した方が幸せになれます!地域創生コースはいい先生ばかりですし!
④が最も重要です。仮に選抜になった場合ですが、すでに研究計画について相談している人の、研究計画の内容に基づいて判断します。これにはいくつかの意味がありますが、ひとつ基本的なこととして、そういう事前のリサーチや打ち合わせが苦痛な人は、きっとゼミに入っても苦痛の連続なのでやめておいた方が良いでしょうという親切心でもあります。
いずれにせよ、11月のオープンゼミは、学生の皆さんが多くの先生方の研究内容について触れる機会になればと思っています!
次の投稿で、内藤ゼミのオープンゼミへの参加方法を説明します。
【続く】