徳島県美馬市にある解体場にお邪魔して、シカの枝肉を解体させてもらいました。
近年では、野生鳥獣の食肉利用をする際にも、定められた解体場で規定にのっとって屠殺・解体をおこなうよう指導されています。
学生のほとんどが解体初体験でしたが、うまく解体作業に慣れていきました。
私、いったい何の先生なんでしょうね…
解体場やシカ肉を提供して下さった猟師さんたちには、「(素人にしては)うまいね」とほめられました!
沖縄での調査時のマグロ解体や牧畜民の調査時の家畜解体経験が役に立っていますが、久しぶりで手際が悪いですね。
もっと練習しなければ。
こうした練習をふまえて、学生さんたちはジビエソーセージづくりを成功させようと頑張っています。
生き物なので骨が付いているのは当たり前ですが、そこからどうすれば肉が取れるのか、また可食部分(逆に言えば廃棄部分)がどのくらいなのか、どういう環境でどのように解体すべきなのかに付いて学んだと思います(一応、文系学部です…念の為)。
学生たちは、ほとんどが廃棄されている駆除されたシカの有効利用と、それがもたらす利益による持続可能な野生生物マネジメントや過疎地域における雇用づくりを目指してソーセージを企画・開発しています。
そのためにクラウドファンディングによる資金を募っております。
みなさまからのご支援をお願いいいたします。
↓クラウドファンディングサイトはこちら↓
https://otsucle.jp/cf/project/revier-jagt.html
↑学生さんたちが、今日の実習の様子を少しづつ報告すると思います↑
⇩解体の一場面(ご不快になるかもしれない映像ですので注意してください)⇩