ゼミ生の石原さんらが本ゼミの紹介資料を作ってくれました。それぞれのゼミのキャラがでていて面白いですね。
西原理恵子風でなかなか良い感じなので、ここにも貼っておきます。
内藤ゼミ紹介
「夢ナビ」に内藤研究室が紹介されました
夢ナビという、高校生むけの大学・研究室紹介サイトに内藤研究室の情報を掲載していただきました。
インタビュアーの方とのおしゃべりが、こうまとまるんだなーと感心しました。
「文化人類学」や「生態人類学」って、高校生には聞き慣れない学問だと思いますが、社会に出るみなさんの「武器」にもなる知識とスキルに溢れていると思います。学知をもって社会に羽ばたきたいみなさん、ぜひいらしてください!
http://yumenavi.info/lecture.aspx?GNKCD=g007187
狩りガール取材
徳島経済新聞さんが、狩りガールの取材に来てくださいました。
ゼミ生のIさんや実習生のTさんが頑張って受け答えしたものを、良い記事にしてもらいました(Yahoo!ニュースにも載っており驚きました)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141010-00000084-minkei-l36
どうも狩り=銃というイメージがあるようですが、うちの狩りガールは基本的に罠猟師です。
先日訪問させていただいた岐阜の猪鹿庁さんに教わった、被害に遭っている農家さんが罠猟の狩猟免許を取って自衛することを支援する活動に取り組みたいと言っています。「シカ=害獣ではなく、畑に入ってくるシカ=「害獣」、山にいるシカは「害獣ではない」という考え方にはハッとさせられました。同じ動物の位置づけがコンテクストによって変わる、この発想は現実的でいいですね。
雑穀は我が子
東祖谷の山奥で、いまでもヤツマタ(シコクビエ)をつくっている農家さん。ただ種を絶やさないことだけを目的に栽培を続けてきた80代のご夫婦にはお子さんがいらっしゃらなかった。「このヤツマタが我が子のようなもの」だという言葉には、説得力があった。
モロコシやヒエは、常温で保存すると数年で発芽率が大幅に落ちてしまう。こうした作物遺伝資源を継承するためには、植え継いでいくことが肝心。この老夫婦の「子供」を次世代に繋ぐことができれば、と思う。「里子」を育ててくれる農家さん、いないかな?
雑穀ビール!
狩猟免許を取ったゼミ生のIさんが試験会場で知り合った方とお会いしました。
徳島市内の企業のCSR的な観点からの鳥獣害対策や地域づくりに関心を持つ方で、有意義なお話ができました。
雑穀ビールが開発できたらいいね、という話で盛り上がりましたが、元ネタは大学院時代に高いほうの学食で売っていたナイルビールです。
http://www.s-coop.net/goods/beer/
ま、こういう活動がちゃんと立ち上がり、つながってゆくのであれば、世界農業遺産が通っても通らなくても良いんですけどね。
世界農業遺産プレゼン資料提出
世界農業遺産のプレゼンが、9月8日に東京であります。それに先駆け、プレゼン資料を2日に仕上げました。傾斜地農耕システムや雑穀栽培の特徴や、それらを保全する計画(アクションプラン)をザッとまとめました。半徹夜がこたえました。
プレゼン資料作成にあたっても、関係市町村や県、そして地元の方々にたいへんご尽力いただきました。やはり、世界農業遺産は、さまざまな方々のコミットメントが無いと申請することすらできないと再認識しました。
そばにいるよ!鑑賞
院生のOくんと、自閉症という病とともに生きることのリアリティに向き合い続けた監督の晩年を描いたドキュメンタリー映画「そばにいるよ!~自閉症(オーティズム)と車椅子の監督」を鑑賞しました。
前半は監督の生き様に焦点をあてたメイキング映像風、後半は自閉症の子どもをもつ家族の暮らしを描いたドキュメンタリーになっていました。
Oくんは、自身もしばしば吃音に悩みながらも、吃音者のセルフヘルプグループでのたわいもない会話のやりとりに注目したユニークな卒業論文を執筆しました(興味がある方は、ゼミ生の研究テーマを参照してください)。なかなかよい卒論だったけど、そろそろ他の世界に飛び込んで、自らの経験を相対化したらいいような気がします。
先日のサマーキャンプでお目にかかった方々とも再会し、親切にしていただきました。ありがとうございました。
世界農業遺産アクションプラン
世界農業遺産のプレゼンとアクションプランの策定にむけた会議をしました。
在来農業に新たなアクターを参画させる仕組みづくりが必要なのですが、具体的なアクターや参画の仕方などを詰めていくのは本当に大変な作業ですね。幅広い方々の、さまざまな関与でなりたつ新しい在来農業システムの構築にむけて、あと一ヶ月くらい苦労しそうです(一ヶ月でできたら苦労せんわ!という話もあるが)。
世界農業遺産・視察対応
世界農業遺産登録に関して、いつもお世話になっている農林水産省・中国四国農政局のみなさんの現地査察をご案内しました。それに加えて今回は徳島県の関連職員の方々がたくさん。大人数で東祖谷の集落にお邪魔したので、集落のみなさんが驚いていました。ご迷惑をおかけしました。
つるぎ町を出発時に、手近な地元の商店に入りました。店先のいい場所には、タカキビ、コキビ、ソバが売られています。雑穀食は地域の食文化に根付いています。
その後、東祖谷の雑穀畑やハチドウ(ニホンミツバチの養蜂箱)およびコエグロを裁断する様子を見ていただきました。
【動画】コエグロの草を裁断する様子↓